自衛隊で新人隊員の入隊式
新人隊員の教育機関がある陸上自衛隊大津駐屯地で10日、この春採用された隊員の入隊式が行われました。陸上自衛隊大津駐屯地には、近畿や東海、中国の部隊の隊員が訓練などを受ける第109教育大隊があり、中部方面隊管内の新人隊員が毎年、大津駐屯地で訓練を受けています。
今年度の入隊式には中部方面隊管内の新人隊員男女合わせて約600人が出席しました。式では新人隊員を代表して平山 光るさんが「強い責任感を持って職務を遂行し、危険を顧みず国民の期待に応えることを誓います。」と決意を述べました。
このあと、第109教育大隊の山口卓二大隊長が式辞に立ち、「自衛隊の使命は言うまでもなく国を守ること、国民の生命、財産を守ることで、そのために必要な知識、技術、体力などを身につけなければならない」と訓示しました。新人自衛官らは、大津駐屯地で3ヶ月間、自衛官として必要な基礎教育や訓練を受けたあと、それぞれの駐屯地に配属される事になっています。その仕上げの訓練風景です。